筋膜から考える、手の形を変えるだけで、体幹を使った走り方

今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドを施術するS.I.プラクティショナー松本です。

最近、古武術の本を貸して頂き、読んでいます。

古武術と言えば、河野善紀さんがとても有名で、数多くの著書を出しており、

今回はその最新刊を読んでいます。

「できない理由は、その頑張りと努力にあった」 甲野善紀 聞き手 平尾 文

そもそも古武術や格闘技、武道などに疎い私でさえ理解出来るように、わかりやすく書かれており、

体の使い方をメインに書かれている本です。

また、考え方の根本を覆させられる様な事も。

目から鱗の言葉が多く出てきます。

今回はその中にある、「旋段の手」についてです。

「旋段の手」の形

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①手を上の写真の様な形にすることと、②この手を内側に絞ると、

自然と丹田に力が入り、体幹に力がはいります。

通常より力が発揮でき、無駄に力が分散しない様に感じます。

日本的な体の使い方はやっぱり、丹田なんですね。

丹田に力が入ると、身体に軸が出来、無駄な力を使わずに、最大限の力が発揮できるようです。

その動画がこちら、河野善紀さんと市川海老蔵さんの対談の番組。

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この動画では、「虎拉ぎ」の手の形を使っていますが、

やっている事は同じで、手の形を変え、内側に絞るです。

すると、丹田に力が入り、体軸を使った動きが出来るということを言っています。

さすが市川海老蔵さんです、すぐに根本を掴んでしまいます。

で、ここからは、私の体感したお話です。

今朝、ヨガにいった際に、いつもバランスの取りづらいポーズだなぁと思っているポーズを、

この手でやってみた所、簡単に取れてしまいました。

ヨガ本来の目的からは、逸脱している思います。

すみません。

また、違う事に使えないかなと思い、マラソンをする際にこの手の形で、腕を内側に絞り込む様にして走ってみました。

すると、楽なんです。

時間の関係上で、5キロしか走っていませんが、いつもと何かが違いました。

いつも軸で走ろと思って、いろいろ考えて走っていますが、そんなこともいらず、こんな簡単にしかも楽に出来る事に衝撃です。

もっと長距離になった時、山登りにも使えそうです。

これからどのような体感が得られるか楽しみです。

興味がある方は、是非試してみて下さい。

最後までお読み頂きありがとうございます。