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実は、姿勢の認知力が、一番重要。
新宿区の神楽坂、文京区の江戸川橋で、
最近、セッションをしていて、よく目の当たりにするのは、自分が正しいと思っている姿勢、実はその姿勢が普段の不調を作っているというパターンです。
それは、お仕事の関係上、そのような姿勢にならざるえなかったり、もしくは、知らず知らず
内に、ずっとそのような姿勢を取っているパターンです。
なぜかというと、認知が姿勢を変える大切な要素だから
よく背中を伸ばして座る、胸を張っていると背筋が伸ばす、それが良い姿勢と思っている人が本当に多い気がします。
それって、外から見たらよい姿勢のように見えますが、当の本人の身体・・・
身体のいろいろな所を固めてしまっています。
その固めているということも、常時固めているので、本人は気づかないんです。
例えば、胸をいつも張っている人は、胸の位置を少し後方にずらすだけで、本人が今まで固めていた場所(肩や首、太もも)にゆとりが生まれます。
でも、この胸をちょっと後方へずらす
このちょっとが、本当に難しい。
その人は、その姿勢で2.30年間もしくは、それ以上、その姿勢をしてきたわけですから。
身体意識
身体意識とは、運動科学者高岡英夫氏によると実態はないのに、あたかもあるかのように存在し、人間の身体の動きや精神を規定する、身体を舞台にして存在する意識だそうです。
これだけだと、わかりずらいですね。
よく使われる身体意識としては、軸、正中線、体軸。
これは、武術だったり、サッカー、野球でよく耳にする言葉ではないのでしょうか?
ロルフメソッドだと、ラインと言われています。
この形のないのに、あたかも存在するものとして、扱われているもの。
これを、身体意識といいます。
この身体意識が磨かれていくと、身体感覚の鋭い人になっていきます。
例えば、合気道や、ヨガを長年行っている人って、なんかすっとした立ち振る舞いじゃありませんか?
それ以外でも、太極拳や、瞑想を実践している人は、体と向き合う時間が人より長い結果、身体知も人より高いような気がします。
身体認知を上げるには?
では、何かしらの運動(ヨガ、ピラティス、合気道、太極拳etc...)をしていないと、無理なの?
と思ってしまうかもしれません。
個人的には、何かしら運動していたほうがいいと思いますが、そんな運動好きな人ばかりではないので、ここの感覚を高めることが、大切!!いうポイント。
まずは足裏
足裏は身体を支えてくれています。
その足裏のどこで、体を支えていますか?
青丸の部分です。
思ったより、後ろにありませんか?
でも、ここなんです。
上半身、下半身が緩んでいい状態なると、その部分に体の重みを感じます。
そうでない場合は、まだどこかしらに力が入っているんだな!って思ってください。
次は、座骨
座るときは、座骨を椅子に当てるようにします。
青の矢印の部分です。
この骨を前に後ろに揺らしながら、(ロッキングチェアーのイメージで)一番上半身が楽な場所を見つけてください。
最後に頭
頭といっても、首と後頭部の付け根。
よく、ぼんのくぼと言われる部分です。
この部分に力みがない状態が大切。
座ってるときは、この緩んだぼのくぼと、座骨を感じる、そして足の裏を両足しっかりつける。
この三点でデスクワーカーは、かなりのダメージを避けられるはずです。
試してみてください。
そして、立っているときは、足の裏と座骨と、ぼんのくぼ、この三点に気づいてみること。
立つということが、少し楽になると思います。
姿勢 認知力について、お客様の声です。
30代、男性、会社役員
Q10シリーズはどのような経験でしたか?
Q身体の変化、心境の変化等がごさいましたら、お聞かせ下さい
Qロルフメソッドをお勧めするとしたら、どんな方に勧めたいですか?
まとめ
良い姿勢というのは、胸を張ることでもなく、背筋をピンと張ることでもなく、自分の身体がこわばりなくいれる体勢。
こわばりの体勢を知るのには、やはり身体認知能力が必要になってきます。
この能力を引き出すには、その身体知を引き出す「エクササイズ、もしくは普段の生活の中で、気にしてみる、または、そのような姿勢を引き出すことができるボディーワークを受けてみることをお勧めします!!
ボディワークは、その人の身体歴史に、こうしたほうが楽ですよねという提案をする。
そして、その楽を施術者と、受け手の間で共通認識とする。
すると、一気に変化していきます。
最後になりますが、自分が正しい姿勢かな?という疑問が感じたら、足裏、座骨の下部、ぼんのくぼを感じてみてください。
緩みますよ!!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。