こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、ロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です 。
最近、片山 洋次郎著の「呼吸をふわっと整える」を読み返しました。
2019年発行なので、多分一度読んでから、3年経っています。
三年寝かしていたと言ったほうが、正しいような気がします・・・
片山洋次郎さんの本は結構好きで、以前から読んでいました。
こちらの「呼吸をふわっと整える」も、その流れでなんとなく手にしたを覚えています。
でも当時の僕には、本当にピンとこなかった・・・
ぼんやりと完読したと言った感じです。
2022年の今、読み返して見ると、なんとまぁ驚きでした。
以前読んだときは、呼吸の「呼」と「吸」の間って、大切なんですねって感じで、教科書に載っていることを少しわかったような分からないような学生みたいな受け取り方をしていました。
というのも、僕が施術している直接コンタクトして、筋膜に働きかけるという手法だと、すこしかけ離れているような気がして、一応知識として入れとこうかな?って感じでした。
なぜピンときたか
最近まで自分のタッチを変えようと思い、いろいろと試行錯誤していました。
というのも、アドバンストレーニングで、受け取りながらにワークを意識しながらやったほうが良いというアドバイスを頂きました。
これが僕自身の課題らしいのです。
それから、ソフトタッチで感じるようにしてみたり、一手一手の時間をかけてやってみたりしたものの、しっくりときてませんでした。
そんなとき、太極拳の教室で、虛領頂勁、含胸抜背、説明があった時、これってロルフで言うラインじゃない?と思ったときでした。
※ラインと言うのは、ニュートラル状態で体全体が少しフワァと上にあがるような感覚で、それでいて、上と下に広がっていくような感じです。(僕個人の主観です)
この感覚を使いながら施術をし、相手の軸に合わせて、ニュートラルポジションを感覚で見つけて(以前、野口整体を少し習っていたことがあり、体勢を整えるという感じを思い出しながら)、ワークしてみるとスルスルとクライアントの硬いところが解けていくのです。
!!!と思い、最近はこのワークの仕方にハマっています。
まだまだ、常にこの状態でワークできているとは言えませんが、かなりいい感じです。
「間」
話を戻すと、片山洋次郎さんのいう「間」って、相手と自分のニュートラルの間に生まれるふっとしたもので、そのふっしたものが、魔法のようにクライアントの硬い所を崩してゆくのでは?ってことなのかなと思っています。
違うかもしれませんが・・・(笑)
僕にとっては、アドバンストレーニング→太極拳の教え→2つの体のニュートラルポジション(野口整体)でのワーク→「間」という、ものすごい時間のかかると遠回りしながら、腹落ちさせた感があります。
やはり、こういうものはわかるまで時間がかかり、わかったつもりが、全くわかってなかったりします。
これからもまた、新しい発見をしながらワークを楽しみたいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。