体が軽くなる!胸椎6番と太極拳のヒント

こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、筋膜リリースで整えるロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です。

朝、妻が水泳教室であったことを話していたんですが、教室で会った70代の女性がこんなことを言っていたそうです。

「人から教わるって、やっぱりいいね。たまにふっと繋がる感じがあるのよ」と。

なんだかその言葉が響いて、改めて学びって深いなと思いました。

僕も太極拳を5、6年続けているんですが、ずっと同じことを言われているようで、それがなかなか体に落とし込めていません・・・

でも、繰り返し学んでいくうちに、ふっと「繋がる」瞬間があって、理解できたような感覚を得ることがあるんです。

続けるって大切ですね。

最近、太極拳の教室で「胸椎6番を少し上げると、腰椎が反応して体全体が動く」という教えがありました。

何気なくやってみたところ、「あ、これ!」と体が軽くなる感覚がありました。

これは日常にも使えるんじゃないかと思い、シェアしたいと思います。

太極拳の「虚領頂勁」との不思議な感覚

太極拳には「虚領頂勁(きょりょうちょうけい)」という、頭を軽く持ち上げて首や背骨を整える考え方があります。これって、胸椎6番を上げる感覚と似ている気がするんです。

同じことを言っているのかどうかはまだわかりませんが、体が軽くなって、バランスが取れる感じがすごく似ています。

虚領頂勁の概念

「虚領頂勁」(きょりょうちょうけい)は太極拳の教えに由来する概念です。頭頂部を軽く引き上げ、首や背骨をまっすぐに保ちながら、力みのない状態を保つことを意味します。この姿勢を取ることで、身体全体が調和し、エネルギーの流れがスムーズになります。虚領頂勁の状態にいると、相手の感覚が自然に伝わってくるため、基本姿勢において重要な役割を果たします。

メリット

この感覚を取り入れることで、こんなメリットが期待できると思います

• 体全体がリラックスしやすくなり、自然に調整される感覚が得られます。
• 胸を「張る」わけではなく、体の内側から自然に胸が上がる感覚があり、心地よいリラックス状態になります。

ダンスやバレエとの関連

多くのバレエやダンスの指導では「胸を上げろ」と指導されることがよくあります。しかし、多くの人がこれを「胸を張る」と誤解してしまいがちです。本当は、身体の内側から自然に胸が上がっていく感覚をつかむことが重要で、尾骨がわずかに丸まり、身体全体が調和している状態こそが理想的なのです。

この感覚を掴むことで、身体の動きが一層自由になります。

「内側から胸がふわっと上がる」

この感覚をつかむことで、無理なく体全体が動くようになるのがポイントです。

日常でも活かせる感覚

この感覚は、日常生活でも使えます。普段から姿勢に気をつけている方は、ちょっと「内側からの引き上げ」を意識するだけで、座っているときや立っているときも、体が軽く感じられると思います。オフィスや家で試してみると、ちょっとした変化があるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ロルフメソッド・筋膜リリースで身体を再構築

S.I.神楽坂では、ロルフメソッドを提供します。筋膜をリリース(調整)することにより、身体のバランスを整え、痛みの根本的な改善を目指します。身体深部からのアプローチにより、心身のバランスを取り戻しませんか?

ダンサー、ヨガインストラクターだけではなく、大学教授、経営者など様々な方のパフォーマンスレベルを引き上げます。出産後の身体不調、スマホ首、デスクワークによる腰の不調などの悩みも改善します。

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