身体の変化を「定着」させるためにできること

– ロルフメソッド後の過ごし方、食事


目次

朝の時間にしていること

「施術のあとって、何をすればいいですか?」
最近、お客様からよく聞かれる質問のひとつです。
「松本さんは朝、どんなルーティンしてるんですか?」という声も。

ちなみに僕の朝は、こんな感じです。

静かに座って数分だけ瞑想
それから軽いジョギング(合計で約3km)をしながら、近所の公園へ向かいます。
そこで太極拳を30分ほど

帰宅したら、その日の可動域をチェックしながら、必要なサプリメントを筋反射で選んで摂取しています。


家族で読む「般若心経」

もうひとつ、最近のちょっとした習慣があります。
きっかけは、あるお寺の行事に参加したとき。
地域の人たちと一緒に般若心経を声に出して読む機会がありました。

それ以来、朝の終わりに、家族で一節だけ般若心経を読むようになりました。
3人で声もタイミングもバラバラ。

面白いのは、これまで全然朝の活動に乗ってこなかった娘が、なぜかこの「お経」には興味を持って参加してくれること(笑)


きれいに揃わないままの不揃いが、今のわが家のちょっとした朝の定番になっています。


施術後の「歩く」という選択

施術後は「どう過ごすべきか」に迷う方が多いですが、僕がいつもお伝えしているのは**“ゆっくり歩く”こと**です。

特にデスクワークの方は、足のむくみや下半身の滞りが出やすい。
そこで、朝や夕方の涼しい時間に、遠くを見ながら自然なテンポで散歩するのが非常におすすめです。

ポイントは「運動として」ではなく、感覚を整える行為として歩くこと
早歩きではなく、立ち姿や呼吸に意識を向けながら、風景を受け取るようにして歩いてみてください。


身体を内側から整える「栄養の話」

施術によって身体に変化が起きると、内部では細かい修復や再構築が進みます。
その過程を助けてくれるのが、日々の食事です。

1. 結合組織の修復サポート

  • ビタミンC:コラーゲンの生成に必須(赤ピーマン、キウイ、柑橘類)
  • アミノ酸を含むたんぱく質:鶏肉、魚、卵、大豆製品、ゼラチンなど
  • ミネラル(亜鉛・銅・マンガン):ナッツ、海藻、豆類

2. 炎症を抑え、回復を促す

  • オメガ3脂肪酸(EPA/DHA):サーモン、イワシ、亜麻仁油
  • 抗酸化物質:ビタミンE(ナッツ類、オリーブオイル)、ポリフェノール(緑茶、カカオ)
  • マグネシウム:バナナ、玄米、葉野菜

3. 神経と筋肉の調整をサポート

  • ビタミンB群(B1/B6/B12):豚肉、納豆、卵、玄米など
  • 電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウム):みそ汁、野菜スープ、海塩入りの水など

簡単な食事例

  • サーモンとアボカドのサラダ
  • ゆで卵+赤ピーマン+ブロッコリー
  • 玄米+納豆+みそ汁

施術前後は水分もしっかり摂るのがおすすめです。
逆に、加工食品・過剰な糖・アルコールは炎症を助長しやすいため、控えめに。


最後に

ロルフメソッドは「身体の構造を再統合する」アプローチです。
けれどその変化は、一回の施術で完成するものではありません。
“日常の中で整え続ける”という視点が、身体を本当の意味で変えていく鍵になります。
必要な栄養を、必要な分だけ、丁寧に摂ること。

ご希望の方には、筋反射によるサプリメントの選び方をお伝えできますので、気軽にお声かけください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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