こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、ロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です。
先日、誕生日を迎え40歳となりました。
気がつけば、40歳!!
今後どう生きていこうかな?なんてことを、改めて考えるいいきっかけになりました。
過去の色々な選択があって、今があるんですよね。
自分にとって、そんなことを深く感じるタイミングでした。
どう生きていこうかな?
今まで、何ができなくて困っていたのかな?
どうすれば、違うステージを見れるのかな?
なんてことを考えると自分にとって、何が必要で、何が必要でないかがはっきりします。
そうしないと、あれもこれもという状態なってしまいますよね。
現代って、本当に情報がいっぱいありますし・・・
フェイスブック,ツイッター、ネットニュースなどなど、TV以外情報も本当に多い。
どうしても揺さぶられます。
揺さぶられた毎日は過ごしたくないものです。
そんなこと思っていた頃に、以前から気になっていたこちらの本を手に取ってみました。
この武術を知ったきっかけは、私にストラクチュアル・インテグレーションを教えてくれている先生が、ご自身で研鑽されているということで知りました。
韓氏意拳とは、中国武術史上屈指の達人として知られる、王薌齋(おうこうさい)によって創始された、意拳という中国武術の流れをくんでいる様です。
その王薌齋の死後、弟子の韓星橋(かんせいきょう)の四男である韓競辰(かんきょうしん)氏が、意見の内容を整理、体系化し、新たにして韓氏意拳を創始
したとのこと。
と、韓氏意拳についての説明はここまで。
この本は武術的な内容ではなく、むしろ「人間ってどう生きればいいんだっけ?」なんてことを意拳という武術の角度から書かれています。
例えば、こんな象徴的で、感覚的な文が書かれています。
「生命は自分の想像した通りのものではありません。ただ、世界はいつも変わらない姿あることがないのです。自分が思うものをそこに探しても何も得ることは出来ません。
人は同じ川を二度と渡ることがないからです。あの時感じた感覚はなく、あるのはいまだけです。世界にあるのは、常に初めてのことです。
そして、あの古武術で有名な甲野善紀氏も解説でこのように言っています。
本書が、マニュアル漬けで自分の頭と身体が他人に支配されていることに、何の疑問も持たなくなっている現代日本人の感覚を覚醒させるきっかけの一つとなることを心から願っている
人から、こうすれば正しいとか?間違っているとか基準を決められるものではなく、自分の中に確固たる軸を持った感覚をもって生活したいものです。
この本は、武術というより、人間ってどう生きていく?なんて普遍的なテーマに興味がある方におすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。