今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドで筋膜調整するS.I.プラクティショナー松本です。
この施術をしていますと、Ｏ脚は治りますか？
などの質問を多く受けます。
その際、「治ります」とは言いません。。。ですが、自然と改善していくクライアントさんは多くいますと答えています。
Ｏ脚を治そうとして施術はしていませんが、足が行った方がいいと思われる方向（上手く機能する方向）へ、
リリースする結果として、Ｏ脚が改善していきます。
どんな施術をするかというと、筋膜に対してアプローチし、それぞれの部位があるべき場所で、機能するように働きかけます。
筋膜とは、皮下組織から存在する白い薄い膜です。
英語のFasciaを筋膜と訳しているため誤解されがちですが、筋肉だけを包む膜ではありません。 筋膜は骨、内臓器官、血管、神経など身体のあらゆる構成要素を包み込み、それぞれの場所に適正に位置するよう支えています。
よく例えられるのが、写真の白い皮が筋膜、ミカンの身が筋肉に見たてられます。
リリースとは、それぞれの部分が適正に動くよう、その膜を伸ばしたり、ひぱったりしてくっ付いている箇所をすべりやすくする事です。
ただリリースするだけでは、Ｏ脚は改善しません。
セッションが続くにつれて、コアと呼ばれる筋膜にアプローチし、外側でなく内側から自然に支えられる身体を作り出していきます。
コアで支える身体が出来始めると、自然とＯ脚も改善していきます。
このメソッドは、治すというより、本人が気付いて治っていくのが特徴だと思います。
では、また
