
こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、筋膜リリースで整えるロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です。
先日、ドキュメンタリー映画『Mother of Fascia』を観ました。
アイダ・ロルフ博士の生涯、そしてストラクチュアル・インテグレーション(ロルフメソッド)の誕生までを描いた作品です。
10シリーズを受けたことがある方、またロルフメソッドに興味がある方には、ぜひ一度観ていただきたい内容でした。
レンタル74時間で約3,000円。
最初は「高いな」と思いましたが、観終わった時には「この時間はかける価値があった」と素直に感じました。
この映画で改めて印象に残ったのは、
「姿勢と構造が人類の進化に関わる」というアイダ・ロルフ博士の考え方。
そして、「構造が機能を決める」という、シンプルながら深い言葉です。
また、重力という存在を、ただの敵ではなく「最高のセラピスト」として捉える視点。
施術後にクライアントの方々が体験する“楽に立てる感覚”を、「重力の瞑想」と呼ぶ意味も、腑に落ちました。
さらに、トレーニングでお世話になったニールさんも登場し、
「このワークはラインと繋がる瞑想的なものだ」と語る場面もあり、
ロルフメソッドが単なる筋膜リリースではなく、エネルギーワークそのものだと再認識しました。
目に見える身体の変化だけでなく、
内側の流れや感覚にも意識を向けること。
これからの施術に、改めて大切に取り入れていきたいと思います。
『Mother of Fascia』は、単なるドキュメンタリーではありません。
アイダ・ロルフ博士自身の人生と探求の軌跡が詰まった作品でした。
新しい知識や技術を取り入れることも大事ですが、
まずはこの“土台”に敬意を払い、しっかり受け継いでいきたいと思います。
時代が変わっても、本当に大切なものは変わらない。
そんなことを静かに教えてくれる映画でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました