今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドを施術するS.I.プラクティショナー松本です。
先日、人生初めてのフェルデンクライスメソッドを受けました。
2000年5月からプラクティショナーとしてフェルデンクライスメソッドを実施している永山 理恵さん。
ロルフメソッドには以前から興味があったらしく、この3月に10セッション終了し、今回メンテナンスセッションを受けに来て下さりました。
今回私がフェルデンクライスメソッドを受けさせて頂くという経緯になりました。
目次
フェルデンクライスメソッドとは
フェルデンクライスメソッドは、三大ボディワークの中の一つと言われています。
ロルフィング、アレクサンダー・テクニーク、フェルデンクライス・メソッド、
年代順でいうと、
フレデリック・マサイアス・アレクサンダー 1869年~1955年
アイダ・ロルフ 1896年~1979年
モーシェ・フェルデンクライス 1904年~1984年
フェルデンクライス・ジャパンHPより
フェルデンクライス メソッドは、人間の機能、発達、学習を理解するためのユニークで洗練されたアプローチです。
動きや思考、感情を新しい方法で探索するこのメソッドは、シンプルで魅力的な方法と、応用の広さが特徴です。
メソッドのレッスンには、ニーズに合わせた二つの形式があります。
「動きを通しての気づき」(ATM : Awareness through Movement)というグループレッスンと、
「機能の統合」(FI : Functional Integration)というマンツーマンのレッスンです。
どちらのアプローチも、同じコンセプトに基づき、より有効性の高い知的な行動に向かって自己を再組織化するという神経システムの能力を使っています。フェルデンクライス メソッドは、私たちひとりひとりが本来持っている知性を喚起し、利用できるようにするのです。
施術の流れ
私が受けたのは、FIの個人レッスンです。
最初は、大の字に寝て、声による誘導により、体の各部分の緊張を取っていきます。
足の関節から始まり、ゆっくりと。
気付いたら寝ている、はっとしてまた寝てしまうを繰り返していたような気がします。
そして、その誘導が終わり、立ち上がる事をします。
単純に立ち上がるだけなのですが、呼吸に着目し、止めない様に立ち上がります。
ちょっとでも、息が止まる様な動きをしてしまったら、ストップがかかり、自分の体に一番負担なく、呼吸の途切れがないルートを探していく。
アドバイスをもらいながら、ゆっくりと立ち上がっていく。これが最初のレッスンでした。
私の場合、脱力し過ぎて「動けません」なんていって笑ってしまいました。
そして、立ち上がり小休憩。
次は、施術を受ける様な形で、セッションを受けます。
すごくソフトなタッチで、身体のソフトの部分にアプローチしていたような気がします。
楽に動く部分にへ誘導されていく。そういったイメージです。
永山さん曰く、声によりアプローチが、タッチに変わっただけで、目的は変わらないとおっしゃっていました。
体の地図に新しい線を引いて、体が認識していくのを事をセッションを通じて行っていく、そういった印象です。
今回、右半身だけ施術を受け、左半身との違いを感じる事を目的にしたみたいです。
施術を受け終えて
セッション終了後、歩いて40分ほど離れた所に、行く用事があり、「せっかくだから、歩いていこう」と、出発しました。
すると、はっきりと違うんですね。右と左が。
施術を受けた右半身は、はっきりと線で繋がれている感じがしました。
左半身はぼんやりして、曇りがかった感じで、ほこりがついているままという感じ。
何より、タッチの取り方が面白かったです。
言葉では上手く表わすことが出来ませんが、このタッチを経験できた事は、今後のプラクティショナー人生において財産になるだろうと思いました。
あと2回、セッションを受けることになっていますが、どの様な経験が出来るか、今から楽しみです。
最後までお読み頂きありがとうございます。