今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドを施術するS.I.プラクティショナー松本です。
「嫌われる勇気」の続編、「幸せになる勇気」を読み終えました。
個人の考えですが、続編はだいたい焼き増しばかりで、
言っている事は変わらず、言い方だけが違うとばかり思っていました。
健康係の本だと多いんです。
あんまり変わらないなーって感想。
だから、興味を持ったらその人が書く一冊目を買うようにしています。
予想以上に、この本は面白かったです。
アドラー心理学の理解も深まりました。。。。
あと、タイミング的なこともあるんでしょうね。
仕事をボディーワークにしたということで、実体験として腑に落ちたのかも知れません。
以前読んだソマティック心理学(著 久保隆司)の本にボディーワークのとらえ方として、
ロルフィング⇒二人称のワークという位置づけで記載してありました。
この事を、念頭においてワークしていると腑に落ちる事ばかりなんです。
わたしたちという視点でものを考えると、施術もスムーズに運びます。
今回は本の話ですので、話を戻しますと、
今回幸せになる勇気ではポイントは、
人生の主語の切り替え
についての考え方の転換が大きなポイントの様な気がします。
- 幸福とは貢献感である
- わたしは誰かの役に立っている時、と思えた時にだけ自ら価値を実感する
- 幸せを突き詰めていくと、結果として誰かの幸せに繋がる
- 「わたし」、「あなた」よりも上位のものとして、「わたしたち」を揚げる。
- 幸福なる生を手に入れるために、「わたしは消えてなくなるべき」
ほんの一部分ですが、このような事が書かれています。。。
私が施術をしていて陥らない様にしている考え方で、
「仕事をしていると自分の腕は上手くなってきているのか?」
「クライアントさんを満足させられているのか?」
なんていう気持ちによくなります。
それよりも「わたしたち」を築けているのかが一番大切なのだなと。
改めて、自分中心になりがちな考え方を引きもどしてくれる一冊となりました。
最後でお読み頂きありがとうございます。