先日のセッションで、これって大切だよねと思った事がありました。
それは、力を使わないってことです。
身体の感覚の良いクライアントさんで、バレーを趣味として実践しています。
そちらの先生から、
「骨盤に下げて、骨盤に力を入れて!!」と、教えてもらったそうです。
確かに、骨盤を後傾させて、下から上半身を引き上がってる状態を作るのでしたら、そのようなニュアンスの伝え方もあるかな?って思いました。
僕が感じた違和感は、骨盤に力を入れて・・・・という部分です。
骨盤に力を込める????
そうすると、そこに意識が行き過ぎてしまい、身体全体の張力が使えなくなってしまいます。
僕のいう身体の張力というのは、縦と、横に伸びる軸のようなものです。
この身体の縦軸と横軸、上半身と、下半身の繋がりを大切にした方が、疲れないし、身体も故障しづらいんです。
逆に、身体の部分、部分に、力を込めていると、パフォーマンスも落ちます。
予想ですが、その先生は幼少期から、バレーを実践しているので、その縦軸、横軸が身体に染み付いているのだと思います。
そのような方が指導者になると、ニュアンスで伝えたり、パッと見たもので、指導しているように感じます。
それが間違っているわけではないんです。
ですが、大人になってから始めた人と、幼少期から始めた人の受け取り方って、すこし違うんです。
パッと感覚で掴むのと、一回頭で理解して、徐々に慣らしていくパターンの違い。
大人の習い事あるあるですが、熟練者になるまで、2番手から教わった方が効率いい場合が多いです。
2番手は、大人になってから始めた人が多く、つまずくポイントが似ているからです。
話を戻すと、身体をうまく使うコツは、力まない、内側が伸びる感覚が正解だと思います。
僕としては、このような感覚を持って帰ってもらうのが、10シリーズだと思っています。
興味がある方は、ぜひ体験セッションにいらしてください。
もしくは、興味ありそうな方をご紹介頂けると嬉しいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。