こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、ロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です 。
最近、太極拳の先輩から、推手練習の際にアドバイスを頂きました。
「空間を意識したほうがいいんじゃない?」
という指摘でした。
毎回練習をする際、必ず推手の練習をします。
推手とは・・・
相対した二人がお互いの腕を触れ合わせつつ2カウント・4カウント・それ以上の長さの決められた動作を繰り返して行い、套路の正しさ(姿勢の崩れ、肩肘の沈み具合、放鬆の程度、掤勁の有無など)[1]・相手と適切な接触を保つ技術(粘連黏随)・相手を感じる能力(聴勁)など太極拳としての要求をより高いレベルで満たすことができること(=撞勁・神明)を目指す。[2]
ウィキペディア(Wikipedia)
簡単にいうと、二人一組で練習する型と思って頂ければと。
その際のアドバイスです。
要は、もっと対相手と自分だけでなく、もっと広く空間認知しなさいということ。
これって、熟練施術者がよく言う「場」「空間」を感じながら、ワークするってこのこと?
という点と点で繋がった感じでした。
「場」「空間」を意識してみたいな指摘は受けていましたが、いまいちピンと来ていませんでした。
確かに、視野を広くすると身体の変化する感じがわかりやすいです。
ですが、それだとただ受動的に受け取る感じにだけになってしまい、こちら主導のアプローチがほしいなぁと感じていた所に、このアドバイス。
早速、施術で試してみました。
どう試してみたかというと、一回一回のタッチで、手だけでなく自分の身体全体を相手の状態に合わせるという感じに変えてみました。
まだまだ検証中ですが、
- クライアントの身体の変化がわかりやすい。
- 繋がっている状態での施術なので、方向性を示すだけで身体が変わる。
- クライアントさんの居心地が良さそう。
以上のメリットがありました。
僕の中では、動かない相手に一人推手みたいなことをしている感覚になりました。
相手と、その周りの気配に、瞬間、瞬間、自分の身体全体の状態を合わせていく
このことは、大きな発見でした。
熟練施術者の人たちは、これのことを言っていたのかな?なんていう発見でもありました。
単なる僕の中の気づきのメモになってしまいましたが、備忘録のために記述しました。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。