今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドで筋膜調整するS.I.プラクティショナーの松本です。
本日は、インナーマッスルトレーニングと、腰痛の関係についてです。
最近、書店などに行くと、インナーマッスルを鍛えよう!のような本がたくさんあります。(長友選手の影響力ってすごい。)
腰痛、肩こりに関係するインナーマッスルを調べてみました。
特に関係するのが、腹回りの筋肉(腹横筋、腰方形筋、内腹斜筋)の部分、わかりやすくいうとドレスのコルセット部分です。
そのコルセットが働くことにより、背骨を支えています。
背骨は胸と骨盤をつなげる唯一の骨です。そして、その背骨は、一本の骨ではなく、ブロック状の椎骨で構成されています。
その椎骨は、絶えず動きによる前後、左右ねじれといった負荷に対応しています。
この部分が機能しないと、無理な姿勢になり、身体のあらゆる部分に無理が生じてきます。
まずは、トレーニングというより、コルセットに気付き、働いてもらう呼吸を紹介したいと思います。
このコルセットに気付くことで、背骨の支えが出来、無理に肩に力が入る事(肩こりの原因)を防げます。
簡単ですが、とても有効で、いつでも出来る呼吸です。
まず、肋骨下部に手をあてます。肋骨10番、11番のあたりです。
この状態で、鼻呼吸をします。口呼吸をすると胸郭上部が動きます。
ここでは、腹横筋に着目したいので、鼻呼吸で。(深く長く意識して呼吸します)
鼻呼吸をすると胸郭下部が主に働きます。すると、コアと言われる腹横筋を意識出来るようになります。
最初は手で感じて、広がっているかどうかを確認しながら行います。
ちょっとした待ち時間などで。(例えば、レジ待ちなど)
他の効用としては、無駄にイライラしなくて済むかも知れません。意識は身体の内側にいっているので。
まとめ
腹筋、背筋アウターの筋トレも大切ですが、まずは身体の土台であるコアと言われる部分に気付く事はとても大切です。
それよりも、身体は全体がどのような構造で支えらているのかを、知ることがとても重要な気がします。
では、また。