
こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、筋膜リリースで整えるロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です。
最近、もうすぐ妻の誕生日なので、娘が「プレゼントに似顔絵を描く!」と言い出しました。
成長したなぁと思って見ていたんですが、どうも画力が上がっているようで…。
妻のノーメイクの写真を一生懸命模写しているんですが、これがまた妙にリアルで、本人は全然喜んでいない(笑)。
娘は本気、妻は微妙な反応、そして横で爆笑する僕。
なかなかカオスな誕生日準備になっています。
さて、今日はタンパク質が体でどう使われるのかについて書いてみます。
食事で摂ったタンパク質が、どう分解され、吸収され、体に役立っているのか?
ちょっとした雑学として読んでみてください!
「タンパク質をしっかり摂りましょう!」ってよく聞きますよね。
でも、実際に体の中でどう使われているか知っていますか?
食べたタンパク質は、そのままでは体に使えません。
消化・吸収されてはじめて、体の材料として働いてくれます。
今日は、その仕組みをシンプルに説明してみます。
1、まずは胃でバラバラに
食事で摂ったタンパク質は、胃に入ると「ペプシン」という酵素が働き、大きなタンパク質を小さなかたまり(ペプチド)に分解します。でも、まだ完全にバラバラにはなっていません。
2,小腸でアミノ酸に!
次に、小腸に送られると「トリプシン」や「キモトリプシン」という酵素が登場し、ペプチドをさらに細かくします。最終的に「アミノ酸」という最小単位まで分解されると、小腸の壁から吸収されて血液にのり、肝臓へと運ばれます。
3,体の材料ストック「アミノ酸プール」
吸収されたアミノ酸は「アミノ酸プール」という体内のストック場所へ。
ここにあるアミノ酸は、必要に応じて筋肉や皮膚、ホルモン、酵素など、さまざまなものに作り替えられます。
例えば、運動後の筋肉の修復もこのアミノ酸プールのおかげ。
トレーニング後にしっかりタンパク質を摂るのは、この仕組みを活かすためなんです。
4,要らなくなったタンパク質の処理
体の中では、古くなったタンパク質をリサイクルする仕組みがあります。
🔹 オートファジー(自食作用) → 細胞が古いタンパク質を分解し、新しいものに作り替えるリサイクル機能。
🔹 ユビキチン-プロテアソーム系 → もう使わないタンパク質に「処分マーク(ユビキチン)」がつけられ、プロテアソームという装置で分解される。
どちらも細胞の健康を保つために重要です。
5,タンパク質はエネルギーにもなる
アミノ酸は体を作るだけでなく、エネルギーとしても使われます。
特に、炭水化物や脂肪が足りないときは、タンパク質を分解してエネルギーに変えます。
ただし、タンパク質を分解すると「アンモニア」という有害な物質が出てしまうため、肝臓が「尿素」に変えて、尿として排出します。
6,腸内環境との関係
タンパク質は腸内細菌にとっても大切な栄養源です。腸内細菌がアミノ酸を使って「短鎖脂肪酸」や「ビタミン」を作り出し、腸の健康をサポートします。
腸の健康は免疫力にも関係するので、消化しやすい良質なタンパク質を摂ることが大切です。

まとめ
✔ 食べたタンパク質は、胃と小腸で分解されアミノ酸になる
✔アミノ酸は「アミノ酸プール」にストックされ、必要なときに使われる
✔ 古くなったタンパク質は、オートファジーやプロテアソームでリサイクル
✔ エネルギー不足のときは、タンパク質がエネルギー源になる
✔ 腸内環境や免疫機能にも関係がある
体の中では、こんなふうにタンパク質の「分解」と「再利用」が毎日行われています。
今日の内容が役に立てば嬉しいです。ではまた!