鉄不足に要注意!日々の食事でできる鉄分補給のコツ

こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、筋膜リリースで整えるロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です。

なんとなく疲れやすい、集中力が続かない、息切れしやすい……。

そんな不調を感じることはありませんか?

もしかすると、それは鉄分不足が原因かもしれません。

「健康診断ではヘモグロビン値が正常だったのに、鉄不足?」と驚く方もいるかもしれませんね。

でも、実はヘモグロビン値が正常でも、体内の鉄の貯蔵量(フェリチン値)が低い場合があるんです。

鉄分は「お財布」と「銀行の預金」

鉄分は、日々使うお金(ヘモグロビン)と、いざというときに使う貯金(フェリチン)のようなもの。

ヘモグロビン値が正常でも、フェリチン値が低いと、鉄のストックが不足している状態になり、疲れやすくなったり、気分が落ち込んだりすることがあります。

特に女性は、生理による出血があるため、鉄不足になりやすい傾向があります。

では、どうしたら効率よく鉄分を補給できるのでしょうか?

目次

鉄分不足の原因と対策

鉄分が不足する主な原因は、大きく3つあります。

① 食事の影響

鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。
ヘム鉄(吸収率が高い) → 赤身肉や魚などの動物性食品
非ヘム鉄(吸収率が低い) → 野菜、豆類、海藻などの植物性食品

非ヘム鉄はそのままだと吸収されにくいですが、ビタミンCを一緒に摂ることで吸収率がアップします!
また、動物性たんぱく質と一緒に摂ることで、鉄の吸収が1.5〜4倍に!
たとえば、ほうれん草とお肉を一緒に食べるのもおすすめです。

② 胃酸の不足

鉄は胃酸によって吸収されやすい形に変わります。
そのため、胃酸が少ないと鉄の吸収率が下がってしまいます。

胃もたれしやすい人は、鉄不足の可能性もあるかもしれません。

③ 腸内環境の乱れ

鉄分は腸で吸収されるので、腸が不調だとせっかく摂った鉄も活かせません。
発酵食品や食物繊維を意識して、腸内環境を整えましょう。

鉄の吸収を妨げるものに注意!

良かれと思って食べているものが、鉄の吸収を邪魔していることもあります。

鉄と相性が悪い3つのもの
1. 乳製品(牛乳・ヨーグルト) → カルシウムが鉄の吸収を妨げる
→ 鉄を摂る食事とは時間をずらすのが◎


2. 玄米・豆類に含まれるフィチン酸 → 鉄と結びつき、吸収を阻害
→ 納豆などの発酵食品を選ぶと影響が少なくなる


3. コーヒー・紅茶(カフェイン) → 鉄の吸収をブロック
→ 食事の前後1時間は避けると鉄が吸収されやすい

鉄サプリの選び方

食事で十分な鉄分が摂れない場合は、吸収率の高い「キレート鉄」のサプリがおすすめです。
特に「ビスグリシン酸鉄」は胃に優しく、鉄サプリで胃もたれしやすい方にも◎

ただし、鉄の過剰摂取は体に負担をかけることもあるので、適量を守ることが大切です。

鉄は「元気のもと」!

鉄は、
✅ 全身への酸素の運搬
✅ 細胞のエネルギー生成
✅ 脳機能のサポート
と、私たちの体にとってとても大事な役割を担っています。

「なんとなく疲れやすい」「気分が落ち込みやすい」と感じたら、まずは食生活を見直してみてください。

鉄分は、ちょっとした工夫でぐんと吸収率が上がります。
今日の食事から、ぜひ意識してみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

ロルフメソッド・筋膜リリースで身体を再構築

S.I.神楽坂では、ロルフメソッドを提供します。筋膜をリリース(調整)することにより、身体のバランスを整え、痛みの根本的な改善を目指します。身体深部からのアプローチにより、心身のバランスを取り戻しませんか?

ダンサー、ヨガインストラクターだけではなく、大学教授、経営者など様々な方のパフォーマンスレベルを引き上げます。出産後の身体不調、スマホ首、デスクワークによる腰の不調などの悩みも改善します。

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