こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、ロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です。
昨日、太極拳の先生からの太極拳の視点の呼吸話が、とても面白かったです。
普通、呼吸というと肺が膨らんで縮んだりして勝手に身体が勝手にしてくれる身体活動ですよね。
ちょっと、身体に興味がある人は、腹式呼吸を日々実践している人もいると思います。
腹式呼吸によって得られる最大のメリットは、リラックス効果です。たっぷりとお腹から息を吸い、ゆっくり静かに吐くことで副交感神経が優位になります。
気分も落ち着いてきてリラックス効果が得られます。
ここまでは、よく聞く話だと思います。
三焦の呼吸
昨日聞いた話ですと 、三焦の呼吸とは、内勁の呼吸でもあり、三焦全体が膨らんだり、縮んだりしている呼吸状態だそうです。
肺の動きが連動して、※三焦・・・胴体全体まで広がる呼吸。
どのような状態の呼吸かというと、息を吸ったとき胴体全体が膨らみ、吐いたときに縮む状態で、これが胴体(三焦)の全てに、広がる?満ちていくような呼吸だそうです。
また、これは意識して行うというのでなく、頭空っぽで、脱力状態で感じることができるとのこと。
三焦(さんしょう)とは、伝統中国医学における六腑の一つ。
胸椎1と胸椎2の輪切りにした部位を一焦、胸椎2と胸椎3を二焦、以下順に数え仙椎4と仙椎5の部位を二十一焦として全身を表した(焦は単位名である)。おおまかに横隔膜 と腹膜をもって人体を三等分に分け、七焦、十四焦、二十一焦を区切りとし、上焦、中焦、下焦とした。これをもって人体の全身の機能を表した。腑としての三焦は以下に記す。
太極拳は武術であるけど、養生法でもあるので、身体全体の内勁を動かすことも目的としています。
(ちなみに、僕はまだその域に達していません、太極の動きによって内勁をちゃんと感じられるように、練習しかないですね!)
その話を聞きながら、セッションを受け終わったクライアントさんが頭に思い浮かびました。
セッション後のクライアントさんの呼吸を見ていると、身体全体で呼吸していて、身体全体が膨らんだり、縮んだりしています。
ということは、内勁が動いているということになるのかな?なんて思いました。
ロルフのセッションは、滞っている場所をスムーズにして、身体全体をちゃんと機能させるものなので、狙っている場所、たどり着きたい場所って、かなり近いかも?なんて気づきが得られました。
三焦の呼吸・・・・日常生活でこの呼吸状態になれる身体、かなり良さそうです!!
最後までお読み頂きありがとうございました。