今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドを施術するS.I.プラクティショナー松本です。
本日は、歩くをスムーズにするコツについて。
通説ですと人間は350万年前から、2足歩行をしている様です。
そして、人間は、前後、左右、そして身体の鉛直線を中心とした回旋の動きによって歩いています。
歩く際、2本足の支えから一本足に移動するには、よちよち歩きの子供のように、バランスを横に移動させる必要があります。
この横歩きが強調されたのが、いわゆる「マッチョな男の歩き方」です。
最近、V6の岡田君がこのような歩き方をするのをよく見ます。
男性によくみられますね。
では、女性の方はどういう傾向があるでしょう?
腰を振って歩く傾向が多いようです。
しかし、この回旋する事によって起こる力が背骨の上まで届いている方は多くなく、
下半身だけで回転するのが目立ちます。
魅惑的と思われるでしょうが、綺麗で美しい歩き方とは思われません。
では、どうすればよいのでしょう?
健康的な歩き方の鍵は、股関節の特徴にあります。
人間は、ボールとソケット(球関節)の形状をした股関節のおかげで、ももはあらゆる方向に動けます。
そして、股関節の設計は、足のあらゆる方向に動かすだけを目的にしている訳ではなく、
身体全体、骨盤、足の関係性を保ちながら、動けるようにするのが股関節です。
たいていの人は、大腿を曲げさせて歩くので、骨盤の回旋を利用して足を前に送ることは出来ていません。
実は腿と骨盤の間では、歩く時にちょっとした回旋が起こっています。
そのちょっとした回旋が、今回のテーマです。
ちょっとした回旋・・・
よくわからない事を言ってますよね。
まず、足裏に注目して下さい。歩行の際、足をついた時は外側に重心になり、そしてその足が後ろ足になる際、
足の親指側(母指球)で蹴って歩行しています。
このちょっとした回旋が股関節を通り抜け、背骨まで届いた時美しい歩き方と言えるんです。
では、蹴る足を意識すれば、綺麗な歩き方が出来るとの問題になってしまいます。
そこで、ポイントは、股関節がボールとソケットによって繋がっており、その部分がなめらかに動いていると思う事です。
そうすることで、歩くことに骨盤が参加し、リラックスした身体全体が、歩行に参加した歩きになっていくでしょう。
まとめ
1、蹴り足(母指球)を意識する
2、股関節(ボールとソケット)がなめらかに動くのを思う。
あえて、思うとしたのですが、イメージするですと身体の外にある事の様に感じるので、思うにしました。
この二つのポイントを普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。