長時間歩いても疲れない歩き方。四つのポイント。

今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドを施術するS.I.プラクティショナー松本です。

先日のクライアント様が、体に無理のない歩き方を習得するのに、少し苦労されていたので、参考になればと思い、書かせて頂きました。

目次

1、膝とつま先はまっすぐ落とすように歩く

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ガニ股・大股で歩く男性の姿⇒身体の中では膝や腰に負担。

内股で歩いている女性の方⇒こちらは特に股関節に痛みを生じやすい歩き方と言えます。

ガニ股の場合は膝が外、内股の場合は膝が内を向いてしまっています。

このまま足を前に振ると、膝や股関節がねじれたまま動いていることになるのです。
進行方向に対して、膝とつま先はまっすぐ向ける。これが各関節に優しい足運びです。

 

2、「頭頂はつられるよう」を意識。

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頭が正常の位置よりも15°前に傾いた場合、正常よりも3~4倍の負担が肩にかかると言われています。

もし、このまま長時間歩き続けたとしたら。首の後ろや肩周りがパンパンになってしまいます。
アゴを引いて、目線はまっすぐ水平線上を見ます。

横からみたときに、身体のラインから肩が前に出ていないことが理想です。

3、足はお腹から出す。

 

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小股で歩くと骨盤の周りが硬くなりやすくなります。

人間の身体は動かさないと、「そこまででいいんだ」と思い込んでしまい、関節の動きを制限する働きが生じます。

動きが制限されれば、その分だけムダな動きが増えてしまいます。
ポイントは、大腰筋その部分が動いて、歩いていると思うだけで、歩き方は劇的に変わります。

4、手は胴体に付いて、振り子の様に振る。

 

歩く際に、腕の振りを意識している方は少ないと思います。

ポケットに手を入れて、携帯をいじりながら、荷物を持ちながら。歩くときに腕を振らないことで、肩や首の筋肉は固まってしまいコリを生じやすくなってしまいます。
また、腕振りをすることで、脚が伸びやすくなり、歩幅が大きくなるというデータもあります。

意識的に腕を振ることでムダなエネルギーの消費を少なくしてくれるとも言えます。

小さい時、遊ぶでんでん太鼓ってありましたよね。あの原理で、自然と体からの振動を受け取る動きが理想と言われています。

4、つま先で蹴る

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意外と見落としてしまうのが、蹴り足です。

まず、裸足で立って、自分の足の指を見てみて下さい。

指が浮いてしまっているな~という方がいたら要注意です!

歩いているときも指先を使えていない可能性が大きいです。

指先を使えないと、地面をつかみにくくなってしまいます。そうなると、土ふまずがだんだんと落ちてしまい地面からの衝撃を分散できずに、脚への負担が大きくなってしまうのです。
小指側に体重がのってしまうと、膝~すねの外側を痛めやすくなるので、指全体で地面を掴むようにして地面を蹴り、蹴り足で体全体をサポートしましょう。

 

まとめ

歩くことはとてもいいエクササイズだと思います。

私もクライアント様にトレーニングというより、体全体を使った歩きをお勧めしています。

そうすることで、体を壊すことなく、健康な体を手に入れれるからです。

体に無理なく歩くコツはありますので是非参考にしてみて下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

ロルフメソッド・筋膜リリースで身体を再構築

S.I.神楽坂では、ロルフメソッドを提供します。筋膜をリリース(調整)することにより、身体のバランスを整え、痛みの根本的な改善を目指します。身体深部からのアプローチにより、心身のバランスを取り戻しませんか?

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