こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、筋膜リリースで整えるロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です。
最近のセッションで、とても印象的な出来事がありました。
久しぶりに、感情の解放を経験するクライアントさんにお会いしました。
その方は、礼儀正しく穏やかな雰囲気の方です。
ところが、4回目を終えた後にお会いしたら、少し驚いた様子でこう話してくれました。
「最近、怒りが湧いて、すごいんです。あと、やさぐれた音楽を聴くのが心地よくて…私、不良だったのかもしれません!」と。
その言葉を聞いたとき、「そうそう、こういうことってあるよな」と感じました。
目次
身体から始まる変化
セッションでは、身体を整えていく中で、心や感情にも変化が起きることがあります。
普段は抑えていた感情がふと表に出てくることがあるんです。
こうした変化は一時的なことが多いので、10シリーズの途中では「大きな決断はちょっと待ちましょう」とお伝えすることもあります。
セッションを進めるうちに、感情や身体のバランスが取れてきて、最終的には「統合」へと向かっていきます。
統合って何?ってなりますが、言葉では説明できない、とても感覚的な体験。
拙い表現で申し訳ないのですが、まとまる?、なくなる?ような感じです。
僕自身の涙の体験
実は、僕自身も数年前に感情が解放される経験をしました。
トレーニング中に、他の施術者仲間が泣き出す場面をよく目にしていましたが、正直、「自分には関係ないかな」と思っていました。
ところがある日、トレーニング交換セッションを終えた帰り道に、突然涙があふれてきたんです。
そのとき、自分でも気づいていなかった悲しいのかさみしいのかよくわからない感情に出会いました。
こうした経験から、感情が動くことは自然なことだと確信しています。
それが「フィジカルなアプローチ」から起きるのも、このワークの面白いところです。
おわりに
ロルフメソッドは、体を楽にしたい人、動きを良くしたい人がほとんどですが、その裏で感情や内面的な変化が起こることもよくあります。
セッションを通して、「自分にとって本当に大切なこと」に気づくきっかけになるかもしれません。
10シリーズの旅路は人それぞれ。
でも最終的には統合という頂きに向かって進んでいきます。
その道中を一緒に歩めることを、これからも楽しみにしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。