【施術日記】魚を渡すのではなく、釣り方を。1ヶ月後の再会と「身体の時差」の話

ちょうど1ヶ月前、驚くような状態で来られたクライアント様がいました。足を引きずり、ぎっくり腰の一歩手前。
あの時はまず「歩ける状態」まで表面の制限を取りましたが、正直どこまで回復するか心配していたのです。
【3日目に訪れた「普通」】
今日、1ヶ月ぶりの再会。「あの後、どうでしたか?」と伺うと、意外な答えが返ってきました。
「最初の2日間は違和感があったけれど、3日目から急に身体が、普通に戻ったんです」
私たちのワークは、セッションルームで全てが完結するわけではありません。
数日かけて、身体が新しいバランスを「自分のもの」へと修正していく時間が必要なのです。
改めて、身体の持つ自浄作用の凄さを教えられました。
【「今日は一番しっくりくる」】
今日は「すっきりしたい」というメンテナンス。
骨盤のわずかな詰まりを修正し、ご本人の腰椎の癖に合わせて「ほんの少し骨盤を前に傾けると、頭が上に乗りやすくなりますよ」とアドバイスをしました。
すると、「今日はそれが一番、身体に馴染んで分かった気がする!」という言葉が。
以前もお伝えしていたことですが、身体の準備が整った今日、ようやく「自分の感覚」として受け取っていただけたようです。
【直すのではなく、教育すること】
このワークの目的は「痛みを取り去る(魚を渡す)」ことだけではありません。
その人が、一生使える身体の操り方を獲得する(釣り方を教える)ための**「身体教育」**なのだと、今日確信しました。
また1ヶ月後、さらに進化した「自分なりの釣り方」を見せていただくのが楽しみです。

