【施術日記】頑張る身体に贈る。「肩を開かなくていい」という解放感。

【施術日記】頑張る身体に贈る。「肩を開かなくていい」という解放感。

月に一度のペースで通ってくださっているクライアント様のセッションでした。

お会いした時は「特に悪いところはないです」とのことでしたが、身体を詳しく見せていただくと、日々の頑張りのサインが隠れていました。

【今回の見立てとプラン】

骨盤の前側が少し狭くなり、その分、胸郭(胸のあたり)が前に突き出て、お尻周りに強い制限がかかっていました。

そこで今回は、大腰筋(お腹の深部の筋肉)からアプローチし、前側に伸びやかさを取り戻すことで、胸郭が「休める」状態を作りました。

【首のS字と力の伝わり方】

セッション中、2人で面白いテストをしました。

「足の裏から頭まで、どうすれば一番力がスムーズに伝わるか?」という実験です。

首をまっすぐ(ストレートに)意識して使う

背骨本来の**「S字カーブ」**を意識して、首の力を抜く

結果は一目瞭然でした。力を抜いてS字を活かした方が、足裏からのエネルギーがスッと頭まで抜けていく。

首を「まっすぐしなきゃ」と力ませることが、いかに伝達を邪魔していたかを共有できました。

【「肩は開かなくていい」という気づき】

セッション後のベンチワーク中、クライアント様がポツリとおっしゃいました。

「今日の気づきは、肩は無理に開かなくていいんだ、ってことですね」

実は働く女性にとても多いのですが、姿勢を良くしようとして必要以上に胸を張り、肩を後ろに引いてしまう癖があります。

これが、取れない首の痛みの正体であるケースが多々あります。

肩は休めて、自然な状態に。その代わり、**「首から上がスッと上に伸びている」**こと。

この垂直軸さえ整っていれば、無理に胸を張らなくても、周囲からは「なんて美しい姿勢なんだろう」と見られます。

「頑張る姿勢」から「楽な軸」へ。

クライアント様がご自身の身体で新しい「選択肢」を掴んでくださったことが、僕にとって何よりの喜びです。

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