Advanced Practitioner

米国IASI公認アドバンス・プラクティショナー。

創始者アイダ・ロルフ博士、直弟子のニール・パワーズ氏、そして岡田氏へと澱みなく受け継がれた「身体構造の真理」を12年研鑽。

神楽坂の地で、その正統な教えを継承する数少ないプラクティショナーです。

風邪のあとの腰痛。その正体は「咳」が作った身体のガードでした。

風邪のあとの腰痛。その正体は「咳」が作った身体のガードでした。

お会いしたのは、10シリーズを終え、定期的にメンテナンスに通ってくださっているダンサーの方。
2週間ぶりの再会でしたが、その間に風邪をひかれ、ひどい咳と長時間の入眠が続いていたそうです。

「なんだか、腰が痛くて……」

彼女の身体を観察すると、お腹(腹筋群)とお尻がカチカチに張っていました。
激しい咳を繰り返すことで、無意識に腹部を固めて身を守るような「ガード」のパターンが定着してしまったようです。

【「柔らかいベッド」という落とし穴】
お話を伺うと、ずっと柔らかいベッドで休まれていたとのこと。
実は、柔らかい寝具は、かえって腰の負担になることがあります。
「もし良かったら、一度、硬いお布団を試してみてください。それだけで腰がスッと楽になることもあるんですよ」
これは僕からのちょっとしたご提案。
毎日の生活の中で、自分の身体を自分で守るための**「小さなヒント」**としてお伝えしました。

【かかとから尾骨、そして背骨へ】
セッションでは、足の裏から受け取ったエネルギーが、滞りなく上に突き抜けるルートを一緒に探していきました。

かかととつま先のバランス

尾骨とのつながり

それが背骨へと連動していく感覚

動きを確認しながらワークを進めると、重力は身体を引き下げる「重荷」から、自分を支えてくれる「心地よい反発力(リフト)」へと変わっていきます。

【最後の一押し、壁のワーク】
立ち上がった彼女は「少し身体の前に力が入りすぎている感じがする」と教えてくれました。
そこで、壁を使った「ウォールワーク」で仕上げ。
新しく整った構造を、神経系にそっと馴染ませるための調整です。
ワークを終えると違和感は消え、彼女の身体には再び「迷いのない軸」が戻りました。

この変化が、彼女のダンスにどんな彩りを添えるのか。次回の再会が今から楽しみです。

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