Advanced Practitioner

米国IASI公認アドバンス・プラクティショナー。

アイダ・ロルフ博士から直弟子、そして次世代へと一貫して受け継がれた「身体構造の真理」を12年。

神楽坂の地で、小手先の対症療法ではない「重力と調和する身体」への再構築を託せる、数少ない正統なプラクティショナーです。

【施術日記】演奏者の身体メンテナンス。機能が整うと、心まで軽くなる。

【施術日記】演奏者の身体メンテナンス。機能が整うと、心まで軽くなる。

神楽坂のセッションルームに、鍵盤奏者の方が、フォローアップセッションで来てくださいました。

ピアノやキーボードの演奏は、実は過酷な全身運動です。
足元でペダルを繊細に操りながら、上半身をダイナミックに動かし続ける。そのパフォーマンスを支える中で、どうしても首や肩、そして肩甲骨周りに強い緊張が蓄積してしまいます。

今回のワークでは、**「足裏から頭頂部まで突き抜ける力」**を再構築することに主眼を置きました。

身体を一つの建築物として捉えると、土台である足元が安定し、各パーツが水平に正しく積み重なることで、重力は身体を押しつぶす「敵」から、身体を支え上げる「味方」へと変わります。

特に今回は、呼吸のスペースを広げるために胸骨や背骨周りを丁寧に整えました。
ワークが進むにつれ、肩甲骨の間の強張りが解け、身体全体のエネルギー循環が再開されていくのが分かります。

セッションが終わった後、彼女は満開の笑顔でこう仰ってくださいました。 

「肩や首が、楽!なんだか不思議と心まで軽くなった」

アイダ・ロルフの哲学では、「身体の構造が変われば、その人の在り方(Way of Being)が変わる」と説かれています。

不調という「摩擦」が消え、身体が本来の機能を取り戻すと、神経系がリラックスし、不必要な自己防衛の緊張(心の鎧)を脱ぐことができる。
機能が整うことが先にあって、その後に心の軽さが訪れる。この順番こそが、目指す「統合」の本質。

自分の身体という「楽器」が調律されることで、そこから奏でられる日々の人生そのものが軽やかになっていく。

シリーズが終わった後のこうした「再調整」の時間は、単なる現状維持ではなく、さらなる進化のための大切なプロセスだと改めて感じた一日でした。

SHARE:
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
あなたへのおすすめ