今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドを施術するS.I.プラクティショナー松本です。
この本は、トレイルラン、低炭水化物、瞑想、睡眠に興味がある方にはお勧めです。
目次
食事
著者は、数々の論文から現代人と古代人とを比較して、食生活・運動・睡眠・考え方を改めて、原点回帰しようと読者に呼びかけています。
食事については、単に添加物がよくないとか、小麦粉がよくないなど提言するだけでなく、
古代文明の流れに基づき、なぜ糖尿病、ガン、になってしまう原因や、糖質はなぜ体によくないのか?などが科学的な視点からも書かれています。
運動
単に、ジムで決められた内容をこなすのではなく、自然のある所で運動しましょう!と。
その中でも、自然、走るのキーワードがあるトレイルランをお勧めしています。
あと、クロスフィットという運動の方式で、ウエイト、ランニング、ジャンプなどなどを、グループで行う様です。その結果を皆で分かち合う。(楽しそうですね)
動くことで脳を形成するなどを科学的に述べています。認知症、鬱にも有効で、科学の世界では脳と体を健康にし、幸福になるには有酸素運動をするのが一番であるとも。
確かに、私も合間の休日があると、近くの山に行き、走ったり歩いたりしているのですが、これがとても気持ちいいんです。
自然がある所、有酸素運動、仲間のキーワードがあれば、トレイルランでなくてもいいかもしれませんね。
睡眠
睡眠不足=ストレスと抱え、太り、病気になってばかになると提言し、狩猟採取民の睡眠の取り方から、現代においてどう睡眠と付き合っていくのか?例えば、人工光のリスク、睡眠ツールなど。
面白かったのは、結婚している人や、ペットを飼っている人の方が、独身の人より長生きする事を文明的な視点から述べている事でした。
家族単位で生活することの意義を、改めて考えさせられます。
瞑想
現在、グーグルなどの企業で注目され、ビジネス雑誌でも瞑想特集などをよく目にします。
瞑想について、面白かった記述は、「犬をしつけるか、しつけないかの選択は出来ない。犬をしつけるか、出来なければ犬にしつけられるかのどっちかだ」です。
確かに、いろいろと思考していて、思考にしつけられているかも知れませんね。
そして、新しい変化に着目するできる「気付き」が得られる。
これって、現代社会に生きていて、必須ですよね。
自分自身出来ているとは、言えませんが・・・
まとめ
食事、運動、睡眠、瞑想以外の情報も多く詰まっています。
しかし、単に情報を得るという本ではなく、生活習慣見直しのきっかけをくれ、多くの人に影響を与える一冊だと思います。
私自身は、裸足ランニングに強い興味を覚え、今年やってみようかななんて考えています。