
こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、筋膜リリースで整えるロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です。
目次
──クエン酸をゆるく味方につける話
疲れてるな、と感じたとき、僕はまず食事と水分を見直します。
それでも抜けない疲労感があるとき、ふと飲みたくなるのが、レモン水。
味の好みとかじゃなくて、体が「これ、今ちょうどいい」って言ってくる感覚があります。
その“すっぱさ”の正体が、クエン酸。
最近あらためて調べてみたら、これがなかなかの働き者でした。
じわじわと回復を支える“酸”
まず一番知られているのが、疲労回復のサポート。
クエン酸は体のエネルギー代謝に関わる“クエン酸回路”の中心にいて、
要は「燃料を効率よく使って疲れをためにくくする」みたいな役割をしてくれます。
施術後、ぐったりした日や寝不足明けにレモン水を飲むと、
じんわり体の芯が動き出すような感覚があるんです。

血糖コントロールにも、ひと役。
驚いたのは、血糖値のコントロールにもいいってこと。
インスリンの効きがよくなる=血糖値の乱高下が減る、という仕組み。
甘いものがやめられない人にも、実は相性がいいのかもしれません。
血糖が安定すると、気分も落ち着いて、イライラしにくくなるのを実感しています。
腸にも、細胞にも、静かに効いている。
クエン酸の抗酸化作用は、細胞の老化を防いだり、慢性的な炎症を抑えたりする働きもあります。
最近は、腸内環境を整える働きがあることもわかってきています。
善玉菌のサポートや、腸の粘膜の修復。つまり、腸の元気=免疫や心の安定にもつながるというわけです。
クエン酸って、目立たないけど、いろんな場所でそっと支えてくれてる存在なんですね。
話題の“がん研究”も
研究の最前線では、クエン酸ががん細胞の増殖を抑える可能性も注目されています。
もちろん、治療というより“予防的な側面”ですが、日常に取り入れるには十分なモチベーションです。
摂り方と、ちょっとした注意点
おすすめの摂取法は、レモンや梅干し、またはサプリメントから少しずつ。
1日1~3gが目安で、レモン1個分の果汁くらいがちょうどいい量です。
食前や食事と一緒に摂ると、消化も助けてくれます。
ただし、胃が弱い方、逆流性食道炎の方は注意。
また、酸が強いので、歯のエナメル質を守るために、飲んだ後は軽く口をゆすぐのが◎。
“派手じゃないけど、頼れるやつ”
クエン酸は、サプリ界のスーパースターではないかもしれません。
でも、日々の体調を静かに支えてくれる、小さくて力強い存在です。
疲れたとき、内側から整えたいとき、
そして、特別な理由はないけど「すっぱいものが飲みたい」と思ったとき。
その感覚に、少し耳をすましてみるのもいいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。