毎日同じサプリが必要とは限らない?

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毎日同じサプリが必要とは限らない?
「どんなサプリメントを飲んでいるんですか?」
クライアントさんからよく聞かれる質問です。
以前の僕の朝のルーティンは、走って、太極拳をして、帰ってくる。そんな流れでした。
でも先月に第5中足骨を骨折してしまってからは、当然ながら走ることはできず…。
(7月末に駅の階段で足をひねり、翌日の腫れで整形外科を受診すると骨折が判明。1週間ほどお休みをいただき、クライアントの皆さまにはリスケにご協力いただきました。本当に感謝しています。おかげさまで現在は通常通りセッションを行えています。)
今は太極拳を中心に、その日の体調に合わせて調整を行っています。
そこで工夫しているのが、**「今の自分に合うサプリメントをどう見極めるか」**ということです。
骨折で変わった「必要な栄養素」
骨折をしてから、体が欲している栄養が大きく変わったのを実感しました。
- 以前は「パーフェクトアミノ酸」を1日2〜3粒で十分だった
- 骨折後は4〜5粒が必要になった
- 外出が減って日光に当たらなくなり、ビタミンD不足も自覚
「アミノ酸とビタミンDが同時に必要」と出てくるのは、非常に理にかなっているのです。
骨折の回復ステージと栄養
骨の修復には段階があり、その時期によって必要な栄養が異なります。
- 炎症期(受傷直後〜1週間)
血腫と炎症の時期。
→ ビタミンCや抗酸化系が重要。 - 修復期(1〜数週間)
コラーゲンの基盤形成、仮骨の生成。
→ アミノ酸・タンパク質が特に必要。 - リモデリング期(数ヶ月)
骨が本来の硬さや形に戻る時期。
→ ビタミンD・カルシウム・マグネシウムが重要。
僕自身は今「修復期〜リモデリング期」にあるので、アミノ酸とビタミンDが同時に必要になるのは、このプロセスと一致しているのだと思います。

毎朝やっている“サプリ検査法”
やり方はとてもシンプルです。
- 仰向けに寝て、鳩尾のあたりにサプリメントの瓶をのせる
- 足首を90度に曲げたまま、股関節を外旋(外に開く)
- そのまままっすぐ足を持ち上げる

ポイントは「大腰筋」が反応するかどうかを見ることです。
- 足がスッと上がる → そのサプリは今の自分に必要
- 足が重く感じて上がらない → 今の自分には不要
この方法で「今日はアミノ酸が必要」「今日はビタミンDが必要」といった判断をしています。
気づきとシェア
面白いのは、毎日必要なものは違うということ。
同じサプリを毎日欠かさず飲むよりも、反応を見ながら選んだ方が実感としても合っています。
僕自身も「買ったけれど合わなかったサプリ」がありました。
残念ですが、それは処分…。でもそれも大事な学びでした。
セッションの中でもこの方法をお伝えし、クライアントさんにも「ぜひ試してみてください」とシェアしています。
「今日の自分に合っているか?」を確かめるだけでも、無駄を省きつつ、本当に必要な栄養素を取り入れられます。
おわりに
サプリメントは「万能の薬」ではありません。
その日の体に合うかどうかが大切です。
骨折や不調をきっかけに、自分の体に必要なものを毎日見直していく。
そんなセルフケアが、より良い回復と日常につながると感じています。
ぜひ試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。