足もとから身体を変える― ベアフットシューズとアルトラ

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足もとから身体を変える ― ベアフットシューズとアルトラのすすめ
こんにちは。
新宿区・神楽坂、江戸川橋付近で、筋膜リリースによる身体バランス調整を行っている
ロルフメソッドSI神楽坂の松本です。
施術をしていると、日々感じるのは「足もとから身体が崩れている人がとても多い」ということです。
現代人はクッション性の高い靴や、つま先の狭い靴に慣れすぎてしまい、本来の足の働きが眠ったままになっているのです。
そんな中で注目しているのが「ベアフットシューズ」。
裸足に近い感覚で歩けるように作られた靴で、足指をしっかりと動かし、足裏で地面を感じることができます。
実際に履いて感じた変化
僕自身、Vivobarefoot(ビボベアフット)を愛用しています。とても軽く、ソールが薄いので最初は「地面がこんなにダイレクトに伝わるのか」と驚きましたが、慣れてくると足指で地面をつかむような感覚が自然に育ちました。
その結果、姿勢が整いやすくなり、身体への負担も減ったように感じています。
クライアントさんの中にも「歩くのが楽になった」「膝の痛みが軽くなった」と話す方がいます。
初めての方には「アルトラ」もおすすめ
ただ、いきなりベアフットシューズを履くと、普段使っていなかった筋肉が刺激され、足裏やふくらはぎが疲れやすくなります。そこで最近クライアントさんに勧めているのがAltra(アルトラ)です。
最近では、24時間テレビ番組でジャニーズの横山裕さんがベアフットシューズを履いているのを見かけて、僕自身も少し驚きました。
「もうここまでメジャーになってきているんだな」と実感します。取り入れるハードルも、確実に下がってきていますね。
アルトラの靴は、ベアフットの思想を取り入れつつもクッション性がしっかりあるのが特徴。初心者でも安心して取り入れられるので、ランニングを始めたい方や足もとを見直したい方にとても合っています。
なぜ「フラット」が大事なのか?
ベアフットやアルトラに共通しているのが「ゼロドロップ」=かかととつま先の高低差がない、フラットな作りです。
人の身体は本来、足裏で受けた衝撃をアーチで吸収し、骨盤や背骨を通して頭までスッと抜けさせる仕組みを持っています。ところが、かかとが高い靴や厚底に頼りすぎると、この流れが使えなくなってしまうのです。
フラットな靴に慣れると、足裏から頭までの「自然な反発」を取り戻しやすくなり、全身が軽やかに動けるようになります。
まとめ
- 足本来の感覚を呼び覚ます → Vivobarefootのベアフットシューズ
- 初めての方やランニングを始めたい方 → Altra(アルトラ)
- 共通して大切なのは → フラットな靴で「足裏から頭までの反発」を引き出すこと
靴を変えることは、日常の中でできる“セルフケア”の一つです。施術で整えた身体を長く維持するためにも、ご自身に合った靴選びをぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。