今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドを施術するS.I.プラクティショナー松本です。
本日は肩こりと頭痛の関係についてです。
目次
頭痛が発生する大きな要因
脳への酸素不足と、血流の悪化によるうっ血が挙げられます。
脳の活動には大量の血液を必要とする為、最大の急所となっている部位です。
肩や首の過度の緊張・血流悪化→いわゆる「肩こり状態」となると、
大事な首の動脈が圧迫され血流悪化状態となり、頭部(主には脳自体)への血液の供給不足に陥ります。
例えば、長時間のパソコン使用や車の運転などで肩こりを感じる方は多いと思いますが、
そのような時は、肩の筋肉の中では酸素が不足し、血液の供給不足に陥ります。
すると、筋肉に送られる酸素量が減り、筋肉はますます硬くなります。
そのような悪循環が続くことで、どんどん肩こりを感じます。
また、首の筋肉は「身体の中で一番重い部位である頭」を支えている部分です。
ですので、普段から姿勢が悪いと、頭を支えるための筋肉に負担がかかり、慢性的に首や肩が凝ってしまいます。
肩や首の筋肉の多くは、頭の筋肉とつながっています。
とくに、背中の肩甲骨あたりまでの「僧帽筋」や、首の後ろの付け根から肩あたりまでの「後頸筋(深頸筋)」と呼ばれる筋肉は、
頭の筋肉(側頭筋)と関係の深い筋肉といわれています。
これらの頭と関係の深い筋肉が硬くなったり、血流の流れが悪くなることで、頭の筋肉にも緊張などが起こり、
結果として頭痛が引き起こされてしまいます。
行動パターンの改善として・・
1、カバンを持つ手に気を付ける(例えば、右ばかりではなく、反対の手でも)
2、長時間、同じ姿勢をとるワークスタイル(デスクワークなど)際は、姿勢に気を付ける。
3、呼吸に目を向けてみる(何かに集中している時は、呼吸が自然と浅くなっています。)
4、家事や炊事などのいつもの作業の中で、身体の負担を背負っている箇所を探してみる。
5、難しい事ですが、負担のない頭の位置を知る。
まとめ
抽象的な表現になってしましましたが、1番の方法は自分の身体を観察し、よい姿勢を手に入れることだと思います。
一番よいの状態を知っている人、知らない人では結果は違ってきます。
よく料理の世界では、いいものを食べないといいものは作れないと言われています。
そうですよね、知らないもの、食べていないものは作れません。
自分の癖を知る事はとても大切です。
今、こんなことを書いてますが、なぜか脛の前の筋肉に力を入れている自分に気付きました(笑)
日々の癖、身体のパターンを見直してみませんか?
最後まで、お読み頂きありがとうございます。