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ロルフメソッドの根本的な違いは「重力」
近況とお礼
7月末に、駅の階段で足をひねってしまい、足部の第五中足骨を骨折してしまいました。
まさか自分が骨折するとは思わず、最初はねんざかな…くらいに思っていたのですが、翌日には腫れがひどくなり、整形外科でレントゲンを撮ると骨折が判明。
そのため1週間ほどお休みをいただきましたが、リスケジュールに快くご協力いただいたお客様、本当にありがとうございました。
おかげさまで現在はサポーターで軽く固定しながらも、施術に支障なくお仕事を続けられています。
ロルフメソッドと他の施術の違い
療養中、ふと**「ロルフメソッドと他の施術の根本的な違いって何だろう?」と考えました。
結論から言えば、それは重力**です。
「軸」や「ライン」「センター」といった概念は、ヨガ・ピラティス・オステオパシー・経絡治療など、多くの施術やボディワークでも共通して存在します。
ロルフメソッドも「ライン」という言葉を使いますが、到達するためのアプローチの仕方が異なるのです。
- ストレッチを中心にするもの
- 深層部のムーブメントでつくるもの
- 体液循環と構造変化で促すもの
ロルフメソッドは、重力 × 筋膜構造 × ムーブメントを使い、
「重力を味方にする」身体をつくります。
重力は最高のセラピスト
創始者 アイダ・P・ロルフ博士は、次のように語っています。
“ストラクチャル・インテグレーションのもたらす福音とは、次のようなものです。
からだが適切に機能しはじめると、重力はその中を通って、流れてゆくことができます。
その時自然に、からだが自らを癒すのです。”
“ストラクチャル・インテグレーションは治療ではありません。
それでも『治療』という言葉を使うとすれば、重力が、それを行う『治療家』です。”
“人々は重力を敵にまわして、戦っているのです。”
施術者はあくまでサポーターであり、
真のセラピストは「重力」そのものです。
おわりに
ロルフメソッドは、姿勢や動きが改善するだけでなく、
重力と調和したときの自然な回復力を引き出します。
慢性的なこわばりや不調、姿勢の崩れにお悩みの方は、
ぜひ一度「重力を味方につける」という体験をしてみてください。