「この動き、欲しかった!」――腰の重さと、深層の筋肉「大腰筋」のお話。

今日は、月1回ペースで通ってくださっている方のフォローアップ・セッションでした。
その方はダンスをされているのですが、どうしても「反り腰」になりやすく、腰に重さが出てしまうのが長年の悩み。
いつもそこを重点的にアプローチしているのですが、今日は一歩踏み込んで、少し深いお話ができました。
実はお話を伺うと、小さい頃から「腎臓が弱い」と言われてきたとのこと。
腎臓は、背骨の「胸椎12番(T12)」あたりのすぐ前にあります。
ここが弱かったり、逆に使いすぎたりしていると、その周りのスペースがギュッと狭くなって、体を固めてしまう原因になるんです。
そこで今日は、その周辺に丁寧なリリースをかけて、しっかりと「動けるゆとり」を作っていきました。
さらにそこから、深層にある「大腰筋(だいようきん)」へ。
この筋肉が正しく機能し始めると、無理に頑張らなくても反り腰は自然と消えていきます。
今日はその大腰筋から伝わる「力の流れ」を、腕まで繋げるワークも取り入れました。
ダンスをされる方なので、末端まで軸が通る感覚を大切にしたかったんです。
セッションの最後に、その方がパッと明るい顔で言ってくれました。
「この動き、欲しかったんです!」
この言葉をいただけたときは、本当に嬉しかったです。
その方の体の歴史に、少しだけ新しい風を通せたような、そんな手応えを感じた一日でした。


