「咳で固まった体に、呼吸を取り戻す」

年始からひどい咳が続いていたというクライアントさん。
「咳をするたびに、右の腰に響いて痛いんです」とお話しされていました。
つい最近までそんな状態が続いていたとのこと。お体にかかっていた負担を考えると、早くこの緊張を解いて、楽になってほしいなという思いでセッションを始めました。
実際にお体を見てみると、案の定、右の腰がぎゅーっと縮こまっていました。 10日間、咳の衝撃から体を守ろうとして、無意識にその周りをガチガチに固めてしまっていたんですね。
そうなると、もうまともに呼吸が入らなくなってしまいます。 呼吸が浅くなれば、体はさらにこわばる……という悪循環。
今日のセッションで大切にしたのは、まずその腰周りに「スペース(余白)」を作ること。
固まって短くなっていた右腰を丁寧に引き下げるようにして、呼吸が入りやすくなるように整えていきました。バラバラになっていた体の状態が、一つのまとまりとして落ち着くように。
セッションが終わる頃には、「あ、体が軽い……!」と一言。 ずっと強張っていた表情がパッと穏やかになられたのを見て、僕自身も本当にホッとしました。
咳という大きな負荷で崩れてしまったバランスも、整えればちゃんと体は応えてくれます。 これをきっかけに、またいつもの心地よい生活にスッと戻っていただければ嬉しいです。


