膝が、線路の上を滑っていくように。

年末にフルマラソンを走ってから、どうも膝の痛みが抜けないという方が来られました。
今日はそのリカバリーを兼ねたワーク。
お体を拝見すると、踏み込んだ瞬間に膝が内側へ入ってしまう癖が、はっきりと出ているように見えました。
ご本人も膝の両側に違和感があるとおっしゃっていたけれど、走るたびにその軸のズレを繰り返していると、どうしても痛みにつながってしまうのかな、と感じます。
今日はまず、その膝をまっすぐに整えるためのアプローチを。
内側の強張りを丁寧に解きながら、足首から股関節までがひとつのラインとしてつながるように。
時間が限られていたので、今回は下半身に集中してワークを終えました。
セッションの後、整った足を見て「次はどうすればいいですか?」と聞かれました。
僕は、こんなふうにお伝えしたんです。
「目線を遠くにおいて、膝が線路の上を滑っていくようなイメージで歩き出してみてください」
意識を膝元に固めるんじゃなくて、ずっと遠くへ。
膝がレールの上を迷いなく滑っていく感覚。
そんなイメージを持つだけで、今回整えた状態がふっと体に馴染んでくれるんじゃないかな、と思います。
3月にはまた大きな大会を控えているとのこと。
それまで、この「線路を滑るような軽さ」を保ったまま、いい状態で走り続けてほしいなと思っています。


