ウォーキングは「筋力」ではなく「構造」で。スタイルを壊す歩き方、整える歩き方。

年明け初のメンテナンス。1ヶ月半ぶりにお会いしたそのお客様は、明らかに「違う」空気を纏っていました。
聞けばウォーキングが習慣になり、心底楽しんでいるとのこと。
その前向きな変化は、施術者として何より嬉しいものです。
しかし、歩き方のお話を伺った時、ちょっと違和感を感じました。
「2時間歩くと、どうしても前ももが張ってしまう」
このバイタリティを、消耗(エラー)に使うのはあまりにももったいない。
「前ももの張り」は、体からの警告信号
なぜ、健康のための歩行が、脚の張りを生んでしまうのか。 多くの人は、足を前に出し、遅れてくる体を太ももの力で「引っ張って」運んでいます。
これは構造を無視した、非常に燃費の悪い歩き方です。
そのまま歩き続ければ、前ももは太くなり、腰には不安が溜まる。
せっかくの努力が、理想のスタイルを遠ざけてしまう。
これは経営で言えば、売上が上がるほど赤字が膨らむ「構造的欠陥」と同じです。
「垂直の法則」 セッションで骨格をニュートラルに戻した後、私は「新しい歩行のOS」をシェアしました。
「足をついた瞬間に、すでにその真上に頭がある」
イメージしてください。
踏み出した前足の真上に、骨盤、そして頭が一本の「垂直なライン」として並ぶ。
足を「前」に出すのではなく、常に「真下」で重力を受け止める感覚です。
人間の構造を味方につければ、筋肉で頑張る必要はなくなります。
ウォーキングを「快楽」へアップデートする
「頑張って歩く」のを卒業。
構造が整い、垂直のラインが機能し始めると、体は重力によって「勝手に運ばれる」ようになります。
歩くたびに、地面からの反力がスッと頭に抜け、全身の組織が統合されていく。
私自身、この歩き方を知ってから、歩くことが楽しくなりました。
体が自然に運ばれていく楽しさを、一人でも多くの皆様と共有したいなと思うSessionでした。

