Advanced Practitioner

米国IASI公認アドバンス・プラクティショナー。

アイダ・ロルフ博士から直弟子、そして次世代へと一貫して受け継がれた「身体構造の真理」を12年。

神楽坂の地で、小手先の対症療法ではない「重力と調和する身体」への再構築を託せる、数少ない正統なプラクティショナーです。

【施術日記】背中の「頑張りすぎ」を解くコツ。足裏を震源地にして、軸をキャッチする。

【施術日記】背中の「頑張りすぎ」を解くコツ。足裏を震源地にして、軸をキャッチする。

月に一度、メンテナンスでお会いしているデスクワーカーのクライアント様。

今回は「左の肩甲骨のあたりがつるような、引っ張られる違和感がある」と仰いました。

身体を拝見すると、足裏の支える力が外側に逃げてしまっていました。

土台が安定しないことで、骨盤が前傾(前に倒れる)し、そのバランスを保とうとして背中がずっと「過剰労働」をしている状態です。

今回のセッションのキーワードは、「足裏の震源地」

足首から内転筋、そして身体の芯へと突き抜ける「上に上がる力」を再構築しました。足の裏が地面を正しく踏むことで生まれるエネルギーを、身体の震源地として活用するためです。

ワーク中、背中の意識を一度オフにしてもらい、代わりに**「背骨の少し前側」にある軸**を感じていただきました。

そこを通って足元から上がってくるパワーを、神経的に「キャッチ」してもらう練習(トランキング)です。

すると、立ち上がったクライアント様が驚いた表情で仰いました。

「軸を意識すると、今まで張っていた肩や背中が、逆にすごく主張してくる感じがします」

これ、実はすごく正しい反応なんです。

今まで「支える」という骨の仕事を代わりに担って、必死に頑張り続けてきた背中の筋肉たち。

構造が整って「もう頑張らなくていいよ」と言われても、長年の癖でどう休んでいいか分からず、戸惑って主張している状態なんですね。

「私、背中ですごい頑張ってたんですね……」

その気づきこそが、変化の始まりです。

これからは、痛いところを揉むのではなく、中心から上がってくるエネルギーを探したほうが、身体は断然楽になります。

重力に対して「踏んで、上がる」。 そんなシンプルな構造を取り戻すだけで、デスクワークの疲れ方は劇的に変わります。

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