こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、ロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です。
最近、ずっと翻訳しながら「structural integration The Basic Series in All Its Abundance」という本を読んでいました。(ずっと、単語の意味を検索しながらだったので、かなりの時間がかかってしまいました笑)
アイダ・ロルフ氏から直に教わっている施術者の手書きメモや、他のシニアインストラクターが、どのような経験をして、今まで何を大事に施術してきたかということが書かれています。
https://rolfguild.ch/JohnLodgeBook.html
こちらの本は、ロルフの施術が本質的な意味で、何を目的にしているかということを、再提示しているように感じます。
例えば、NHKの プロフェッショナル 仕事の流儀みたいなTV番組で、ある領域に辿り着いた達人的な伝統芸能の演者が、これからの人、次世代に向かってメッセージを発していて、このポイントを大事にしていかないとダメ!って教えてくれている感じです。
このワークを習っている先生からも、同じことを言われ続けていて、改めて狙っていく道、(辿り着けるであろう場所?)を再確認できました。
目に見えないもの
とはいえ、現代社会に落とし込むと、目に見えるもの(腰痛、肩こり、姿勢)などに目が行きがちです。
もちろん、このワークによって身体の不調を改善していきすが、
あくまで、アイダ氏の目的は、治療ではなく、ヒューマンポテンシャルの向上。
目に見えない領域の話で、禅で言う空のような状態。
この本にも、それらしきことが書かれていましたが、
僕の翻訳なので、気になった方はご自身で読んでください(笑)
僕には、身体という身に見えるものにアプローチして、目に見えないものが動き出すシステムを作り出すことを目的としているこのメソッドがとても性に合っています。
最近、10シリーズを終えたクライアントさんが、こんな感想をくれました。
あと、メッセージ的なもので、頑張り過ぎないで、もっと自然体でいいんだなって。
上記の意図的なものをふまえると、すごい感想ですよね。
アイダ氏が狙っていたことが、世代を超えて、実際に起こっている。
目的というか、狙いが達成されています。(完全かどうかはわかりませんが・・・)
改めて、いいメソッドだなぁと感じています。
最後までお読み頂きありがとうございました。