今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドを施術するS.I.プラクティショナー松本です。
本日は、前回に引き続き「歩く」がテーマです。
ちなみに前回の記事です。
股関節のソケットとボールを意識することによって、骨盤の回旋が背骨に伝達することなどをお伝えさせて頂きました。
このポイントに気付くことによって、とても健康的な歩き方を身に付けられます。
本日は、そこに四つのポイントを付け加えたいと思います。
目次
1 前足ではなく、後ろ足がアクティブであること。
足裏から足の背面、お尻を通って背骨をまたぎ、反対側の肩に到達する筋膜があるのですが、
蹴り出す力によって、そこに含まれる筋肉が活性化します。
この蹴りだす力によって、体幹にスパイラルの動きが起こり、わずかな回旋が。
これによって大腰筋がのばされ、効率よく足が前に出されます。
2 蹴る足の力を前の足にのっける
足を前に振りだして歩くより、ずっと省エネルギーで歩けます。
体を前に引っ張ってくるのに余計な筋力を使うし、繰り返し足の上でバランスを取らなくてはなりません。
3 踵全体を使う
踵全体で着地して、足に備わったバネの仕組みを使います。
足のアーチ全体を使い、着地の衝撃を広く分散させて、足と背骨に負担がかかるのを防ぎます。
4 頭、心臓、内蔵いつでも足の真上でささえられている
このようにバランスが取れていると、常に腕の振りはでんでん太鼓のように振られているだけです。
とても、滑らかで、安定感があり、リラックスした歩き方になります。
まとめ
一般的によく知られているのは、踵から足がついて・・・などとよく言われています。
当セッションルームで歩き方をお伝えする際、「え、この歩き方、違うんですか?」などのお声をよく聞きます。
正しい歩き方というと語弊がしまうので、楽に体を使える歩き方とお伝えしてしています。
よく意識して、このように歩きましょうとかありますが、
「自然とこの歩き方が心地よい」が一番よいですよね。
ロルフメソッドでは、お客様が自然と上記のような歩き方になるよう施術をしていきます。
最後までお読み頂きありがとうございます。