今日もお読み頂きありがとうございます。伝統的ロルフメソッドを施術するS.I.プラクティショナー松本です。
坐骨神経痛・・・聞きなれた方は多いのではないでしょうか?
まず、坐骨神経ってどこにあるのでしょう?
坐骨神経は、人体の中で最も太く長い末梢神経です。
こちらの解剖図は右下半身の裏側です
坐骨神経とは、お尻の裏から足先の方へ伸びている神経のことを指します。(黄色の太い線)
この坐骨神経が圧迫されるなどの刺激を受けると、腰や腎部(尻)、 太もも、ふくらはぎや足の先などに、鋭く、電気が走ったような痛みや、
強く張っている感じ、。これが坐骨神経痛です。
では、腰や、お尻をほぐせば治るのでは?
確かに、緩めることによって、痛みは緩和していきます。
でも、また痛くなってしまうということを繰り返してしまいます。
意外な改善点と思われてしまいますが、正しい重心の位置を体が覚えるだけで、改善していきます。
ポイントは正しい体重の支え方です。
足は人間の身体のいわば土台です。
その土台がふらついていると、ジェンガのように崩れてしまします。
また、坐骨神経痛の方に共通する特徴(クセ)があります。 それは、
踵重心 脚の内側の筋肉が使えない・・・
現代生活では靴を履いて固い平らなところばかり歩いていたり、または歩くこと自体が少なくなっていたりすると、
いつのまにか足の指が弱くなり、知らず知らずのうちに踵重心になってしまいます。
また踵重心になると必然的に脚の外側の筋肉ばかり使うようになり、内側が使えなくなってしまって、
ますます踵重心になるという悪循環に陥ります。
この結果、坐骨神経痛はよく繰り返されてしまうのです。
まとめ
まず、普段の癖を見直す事が最優先です。
足を組む、長時間座ってしまう(その際は体勢を変えるなどの対応を)などなどです。
また、繰り返しさない為には、適度に歩くなどの運動も必要です。
歩くことはあまり注目されていませんが、結構重要です。
一番重要なのは、正しく歩く(体全体で歩く)、座る(仙骨を立たせる)です。
上記にありました、踵重心かどうか⇒長年ヨガなどのエクササイズをやっている方でしたら、可能ですが、
なかなかわかるものではありません。
客観的に判断してくれる場所に行かれるのをお勧めします。
最後までお読み頂きありがとうございます。