こんにちは、新宿区の神楽坂、江戸川橋付近で、ロルフメソッド(ストラクチュアル・インテグレーション)身体バランス調整する松本です 。
「どの呼吸法」がよいのか?という質問をよく受けます。
腹式呼吸、胸式呼吸が主です。
僕の返事は、両方です。
気持ちなどを位置つかせたいのでしたら、腹式呼吸をお勧めします。
でも、ずっと腹式呼吸をしている必要はないと思います。
できることならば、三焦の呼吸。
太極拳の先生が言っていたので、日本ではあまり聞き慣れない言葉ですよね。
僕も始めて聞きました。
どんな呼吸かというと、胸郭から骨盤まで、全体が緩んでいて、そこに空気が入るような呼吸です。
胴体全部ですね。
稀に、「丹田に気を集めたいので、そこで呼吸しています」という人にお会いします。
でもこれって、少し違うんです。
丹田を意識して呼吸をするから集まるのではなく、全身が緩んでいるから、結果的に丹田に気が集まるんです。
なので、意識して集めるというより、勝手に溜まるといった表現が合ってる気がします。
丹田に気をが集まる方法としては、全身が緩んでいることが大切です。
もし、セルフでやるとしたら、坐骨を着地面でちゃんと感じ、仙骨を立てて座る。
そして、舌の先を、前歯と歯ぐきの間に置き、背筋を自然な形で伸ばし、胸郭が横に開くようにして呼吸をします。
すると、下腹部に何かが集まるような感覚が出てきます。
頭も明晰、気が満ちている身体。
そんな状態で、毎日を送りたいですね。
最後まで、お読み頂きありがとうございました。