まずは吐いて、体をゆるめる

まずは吐いて、体をゆるめる

最近、娘と一緒にNetflixを見ていると、なんと「らんま1/2」にハマっているんです。
「ほら、面白い!」と夢中になっている姿は、見ていて微笑ましいものです。

実は僕自身も昔からこの作品に馴染みがあって、兄がアニメオタクで部屋に漫画が山ほどありました。
こっそり忍び込んで「らんま1/2」や「うる星やつら」「めぞん一刻」を読みふけっていたのを思い出します。
そんな自分の娘が同じ作品を「面白い!」と感じているのは、なんとも不思議で面白い体験です。


目次

季節の変わり目と自律神経の不調

さて、ここからが本題です。
夏から秋にかけて急に涼しくなり、身体のリズムが乱れて「疲れやすい」「眠りが浅い」といった声をよく聞きます。

こうした不調の背景には「自律神経の乱れ」があります。
交感神経(活動モード)と副交感神経(休息モード)の切り替えがうまくいかないと、心身に不調が出やすくなるんですね。

そして、自律神経は基本的に無意識で働いているため、自分で直接コントロールすることはできません。
…ですが、**唯一自分の意思で影響を与えられるのが「呼吸」**です。


まずは「吐く」ことから

呼吸を整える第一歩は「吐く」こと。
多くの方は「吸う」方ばかり意識してしまい、結果的に酸素が過剰になり、顎が上がりやすくなります。

息を「意識して吐き出す」ことで、横隔膜がしっかり動き、自律神経に「リラックスしよう」という信号が伝わります。
実際、副交感神経は「吐く」動作で優位になるので、不調を整えるうえで大きなポイントです。


風船のように膨らむ呼吸

よく「胸式呼吸」「腹式呼吸」と言われますが、理想はどちらかに偏らず、胴全体で呼吸することです。

風船をイメージしてみてください。
吸うときは胸もお腹も横も背中も、360度ふわっと広がり、吐くときには全体がしぼんでいく。
この「立体的な呼吸」ができると、体の芯から緩んでいきます。

簡単なセルフチェック

  • 胸に手を当てて、吸ったときに上下だけでなく横に広がるか確認する
  • 腰に手を当てて、吸ったときに背中側が広がるかを感じる
  • 吐いたときに全体がしぼんでいくかを意識する

これを数回繰り返すだけで、「あ、体が落ち着いてきた」と感じる方が多いです。


まとめ:呼吸で自律神経を味方にする

  • 季節の変わり目は自律神経が乱れやすい
  • まずは「吐く」ことを意識する
  • 胴全体を風船のように膨らませて、しぼませる呼吸をする

呼吸は一番身近な「セルフケアの道具」です。
特別な時間を取らなくても、家事の合間や仕事の休憩中にできるので、ぜひ今日から試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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